Microsoft Officeの最新版「Office 2019」をWindows/Mac向けに正式リリースした
米Microsoftは9月24日(現地時間)、Microsoft Officeの最新版「Office 2019」をWindows/Mac向けに正式リリースした。対応OSはWindowsおよびMac。
法人向けのボリュームライセンスは即日より提供され、一般ユーザー向けの販売は、数週間以内に開始されます。
Office 2019のインストール要件
Office 2019のインストール要件は意外と低く、現在発売中の Windows10 搭載パソコンなら大体対応可能と言えます。
CPU | 1.6GHz、2コア |
---|---|
メモリ | 4GB、2GB(32 ビット) |
HDD | 4GBの空きディスク領域 |
画面解像度 | 1280×768 |
OS | Windows 10 |
Office 2019 エディション別アプリケーション一覧表
Office 2019 エディション | Office Personal 2019 |
Office Home & Business 2019 |
Office Professional 2019 |
---|---|---|---|
Word | ○ | ○ | ○ |
Excel | ○ | ○ | ○ |
Outlook | ○ | ○ | ○ |
Power Point | ○ | ○ | |
Access 2019 | ○ | ||
Publisher | ○ |
Office 2019ではWord、Excel、PowerPoint、Outlook、Access 2019、Publisher、Project、Visioの8種類のOfficeアプリが提供されますが、このうちAccess、Publisher、Project、VisioはWindowsのみに含まれます。
ms-office-access.hatenablog.com
Office 2019の新機能としては、「Word」では、読字障害を抱えるユーザーのために字幅の調整や読み上げ、読み上げ部分のハイライト(フォーカスモード)を行う「学習ツール」機能を導入した。「Excel」では新しい数式やグラフのサポート。「PowerPoint」ではスライド順序の機能拡大やMorph遷移機能、インク機能での圧力や傾き検知サポートなど。
この他、セキュリティ強化や管理者による管理の合理化など、クラウドに接続しないオンプレミス版ならではの機能も提供されています。
Office 2019のサポートは、5年間のメインストリームサポートと2年間の延長サポートの計7年間が提供されます。
「Office 2019」は原則として“Click-to-Run”形式で提供される。従来のMSI形式のインストーラーで提供されるのは、サーバーアプリケーションのみとなる。Office 2019の対応OSはWindows版がWindows 10のみ、Mac版がMacOS 10.12以降となっています。